通称名を長期間使用して改名をする名前の変更

通称名を長期間使用して改名

通称名を長期間使用して改名をする名前の変更

戸籍上の名前とは異なる通称名を社会生活で長年使用し、通称名が社会生活上定着していることを理由に、家庭裁判所に対して名前の変更許可を申し立てて、名前の変更が認められる場合があります。

通称名を長期間使用していた永年使用を理由として家庭裁判所に名前の変更を求める場合は、通称名の使用を証明するための資料を用意したうえで申し立てを行い、家庭裁判所がその許可、不許可を判断することになります。

通称名を長期間使用して改名する名前の変更許可申立て

家庭裁判所に、通称名の永年使用を理由として名前の変更許可申立てを行う場合は、通称名の記載のある書類などを合わせて提出して、通称名が社会生活上定着していることを家庭裁判所に伝える必要があります。

通称名の使用を証明する資料としてよく提出される書類は、手紙の封筒、年賀状、領収書、成績表、給与明細、職場や学校での使用が分かる文書、会員カード、書籍や新聞の掲載記事、メールなどがあります。

たとえ提出する資料が少ない場合でも、家庭裁判所は申し立てられた理由も含めて総合的に判断するため、永年使用としては使用実績が少ない場合でも、あわせて提出した理由から正当事由に該当すると判断され、名前の変更が認められる場合もあります。

通称名を長期間使用して改名する名前の使用年数

家庭裁判所に、通称名の永年使用を理由として名前の変更許可申立てを行う場合、一般的に、数年から十数年、通称名を使用していることが許可の基準といわれる場合があります。

ただし、通称名の永年使用の判断については、家庭裁判所の裁量権が大きいことから、長期間通称名を使用していても必ず名前の変更許可が認められるとは限らず、一方で、通称名の使用年数がほとんどない場合でも他の理由とあわせて正当事由があると判断されて許可となる場合があります。

さらに、通称名を永年使用しているだけでは正当事由は認められないと判断された事案もあれば、通称名を永年使用していれば社会生活に通称名が定着しているとして名前の変更の正当事由を認めた事案もあります。

このため、家庭裁判所に通称名の永年使用を理由として変更許可を求める場合は、通称名の永年使用の資料だけでなく、その改名の必要性の事情もあわせて説明し、正当事由に該当することを述べていくことが必要です。

通称名を長期間使用して改名する名前の変更理由

通称名の永年使用により家庭裁判所に名前の変更許可を求める場合、通称名を使い始めた動機が迷信や姓名判断、画数の占いなどであっても、使い始めの動機を理由で許可、不許可は判断されず、社会生活上定着が定着し正当な事由が認められれば許可となることが多いです。

また、通称名の永年使用だけでは正当事由に該当しないとされた判例もあることから、通称名の使用に至った経緯や状況を説明し、名前の変更について正当な事由があることを家庭裁判所に説明する必要があるといえます。

一方で、通称名の永年使用の実績が少ない場合や、提出できる資料が少ない場合でも、名前の変更について正当な事由があることを家庭裁判所が認めてくれれば、名前の変更が許可となる場合もあります。

通称名を長期間使用して名前の漢字を変更する改名のまとめ

通称名の永年使用を理由に、家庭裁判所に対して名前の変更許可を申し立てることにより、名前の変更が許可されて、改名ができる場合があります。

ただし、通称名の永年使用だけでは正当事由に該当しないと判断される場合もあることから、通称名の使用の事情や経緯をあわせて述べたうえで、名前の変更について正当な事由があることを主張し、家庭裁判所に許可の必要性を説明していく必要があります。

また、永年使用の理由が弱い場合であっても、その他の理由で正当な事由があると判断されれば、名前の変更許可が認められた事例もあることから、事前にしっかりと準備をして申し立てをする必要があると言えます。

ご自身で氏名の変更許可申し立てを行い、不許可となってしまうと、裁判所に記録が残り、その後の手続きにおいて不利になる場合があります。

通称名の永年使用を理由として家庭裁判所に名前の変更許可申立てをお考えの場合は、当センターまでご相談下さい。

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